高校の友人
そして大親友
何をするのも一緒だった
スケートを始めたのも
タギングを始めたのも
サーフィンにはまって
誘ってくれて
でもすぐ断って
ラップを始めて
才能がないことに気づき
その日にやめるのも
常に一緒だった
進学やら就職やらで
逢うことも少なくなり
年に一回忘年会で酒を酌み交わすだけになり
ここ4、5年はそれすらもなくなった
さみしいね
話は変わって
夏休みに海に行ったんです
プールに行った帰りに道の駅ではしゃぐ
水族館へ行ったり
海でシュノーケリングしたり
ぐったりで宿泊先へ
後で調べたのですが150台も止められる
大きな駐車場のホテルに着き
丘のような地形の入り組んだ場所で
なるべく木陰を探す
発見したがちょうどその隣に駐車したばかりで
荷下ろしが始まりそうなファミリーが
子供に気をつけ
最新の注意で停車
荷降しで車を出ると
女性が子供にふざけてかな
『村上君(私の名字と同じ)』って
同じ名字だから笑っちゃって
車に顔を突っ込んで嫁にアイコンタクト
村上君だってさ
『村上君!』
『村上君!!』
しつこい
ハッチバックにいる
サングラスの女性を見る
『村上君!!!』
んっ?
俺の顔見て言ってる
運転席を見る
そう
高校時代の大親友
奥さんも同い年で当時からの知り合い
チェックインも一緒なら
チェックアウトも一緒
帰りにどこか寄るのと聞くと
『アウトレット!行ったことないから』だって
あほっぽい
そこも一緒かい!って
心でツッコミつつも
おれは
ららぽーと
ってなぜか嘘をつく
そんな事ってあるんですね?
切っても切れない
腐れ縁
追伸
泊まった部屋からの眺め
ちなみに家は最上階
やつはその下
プップップ
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