スリップピールとはパンの生地を天板などに乗せてオーブンで焼くのでなく、
ハースブレッド(石窯の焼床に生地を直焼する)で焼く時になくてはならない道具です。
オーブンを中古で購入したのですが以前使っていた方はケーキで使っていたらしく
スリップピールはなく、メーカーに問い合わせると驚くほどの値段でした。
考えた末、薄い板で生地をオーブンにスルッとながせるんじゃないかと思いました。
ピザ屋さんがピッツァ生地を木のスコップ(ピール)で薪窯に入れる感じで。
パイローラーはクロワッサンやパイ生地を生地とバターで何層にも重ねていく機械。
クロワッサンもパイ生地も今回はなくてはならないものなのでどうしてもほしいのですが
とても高価で、そして1日の中で大して使わないのに無駄にでかい。
どこのパン屋にも90%位は置いてありますが手間と時間の問題だけですからパイローラーもなしで。
クロワッサンは生地とバターの温度がとてもシビアなのでこれからの季節、状態が悪くお店に出せないかもしれません。まぁいい訳ですけど。
どちらの機械も昔は存在しないもので作業製を考え如何に商品をきれいに見せるかですから
原点回帰と言うか生地に手で触れる時間が長くなる分相手(生地)の事を理解でき、職人としての腕も上がるのではないかと。(かたちから入る自分に言い聞かせています。)
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